12AM35|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午前(科目未分類)
静脈還流を促す因子でないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
静脈還流を増減させる圧較差とポンプ作用を問う問題です。末梢静脈から右心房へ血液を戻す駆動力を考えます。
解説
静脈還流は、末梢静脈と右心房の間の圧較差によって生じます。右心房内圧が上昇すると、この圧較差が小さくなるため静脈還流は促進されず、むしろ減少しやすくなります。
下肢では骨格筋ポンプと静脈弁が協力して逆流を防ぎ、血液を中枢へ送ります。吸息時には胸腔内圧が低下して胸腔内の大静脈・右心房へ血液が引き込まれるため、静脈還流が促進されます。
選択肢の確認
- 1.静脈弁による逆流防止:誤り。静脈弁は血液の逆流を防ぎ、静脈還流を促す因子です。
- 2.骨格筋の収縮によるポンプ作用:誤り。筋収縮が静脈を圧迫し、弁と協力して血液を心臓側へ送るため、静脈還流を促します。
- 3.右心房内圧の上昇:正しい。右心房内圧の上昇は末梢との圧較差を減らし、静脈還流を促進しません。
- 4.吸息時の胸腔内圧低下:誤り。吸息で胸腔内圧が低下すると、胸腔内へ静脈血が引き込まれ、静脈還流が促進されます。
覚えるポイント
- 静脈還流は末梢静脈圧と右心房圧の差で決まる。
- 骨格筋ポンプと静脈弁が下肢静脈還流を助ける。
- 吸息時の胸腔内圧低下は静脈還流を促進。
- 右心房圧上昇は静脈還流を妨げる。