12AM36|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午前(科目未分類)
リンパ系の働きでないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
リンパ系が間質液の量・蛋白・異物処理に果たす役割を問う問題です。酸塩基平衡の調節とは区別します。
解説
毛細血管から組織へ漏れ出た水分や蛋白質のうち、静脈側へ戻り切らない分はリンパ管に回収され、最終的に静脈角へ戻されます。これにより過剰な間質液の貯留を防ぎ、間質液の蛋白濃度や膠質浸透圧の維持にも関与します。
リンパ節ではリンパ液中の異物や微生物が捕捉され、免疫応答が行われます。一方、間質液や血液のpH調節は、緩衝系、肺による二酸化炭素排出、腎臓による酸・重炭酸イオン調節が中心です。
選択肢の確認
- 1.過剰な間質液の吸収:誤り。過剰な間質液の吸収はリンパ系の主要な働きです。
- 2.間質液の異物の除去:誤り。リンパ節で異物を捕捉し、免疫細胞が処理することはリンパ系の働きです。
- 3.間質液の膠質浸透圧の調節:誤り。間質の蛋白質を回収し、間質液の膠質浸透圧上昇を防ぐことはリンパ系の働きです。
- 4.間質液のpHの調節:正しい。pH調節の中心は緩衝系、呼吸、腎機能であり、リンパ系の主要機能ではありません。
覚えるポイント
- リンパ系は余剰間質液と蛋白質を回収。
- リンパ節は異物除去と免疫応答の場。
- 酸塩基平衡は緩衝系・肺・腎臓が中心。