12AM41|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午前(科目未分類)
糖質コルチコイトの作用で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
糖質コルチコイドの代謝作用と抗炎症・抗アレルギー作用を問う問題です。血糖、免疫反応、ストレス応答への作用を方向まで正確に整理します。
解説
糖質コルチコイドは副腎皮質束状層から分泌され、糖新生を促進して血糖を上昇させます。また、炎症性サイトカインや免疫細胞の働きを抑え、炎症反応・アレルギー反応を抑制します。この作用を利用した薬剤が副腎皮質ステロイドです。
さらに、循環維持やエネルギー基質の確保を通じてストレスに対する適応を助けます。長期または過量では胃粘膜防御低下、感染リスク上昇、骨粗鬆症などの有害作用に注意が必要です。
選択肢の確認
- 1.胃酸分泌を抑制する。:誤り。糖質コルチコイドは胃粘膜防御を弱め、胃酸・消化性潰瘍との関連に注意が必要で、胃酸分泌を単純に抑制する作用ではありません。
- 2.血糖値を低下させる。:誤り。糖新生を促進し、末梢での糖利用を抑えるため血糖値を上昇させます。
- 3.アレルギー症状を抑制する。:正しい。炎症反応と免疫反応を抑え、アレルギー症状を軽減します。
- 4.ストレスに対する抵抗力を弱める。:誤り。生理的にはストレスへの適応・抵抗に重要です。過不足はいずれも病的状態を生じます。
覚えるポイント
- 糖質コルチコイドは血糖を上昇させる。
- 抗炎症・抗アレルギー・免疫抑制作用を持つ。
- ストレス応答に重要。
- 長期過量では感染、骨粗鬆症、消化管障害などに注意。