12AM44|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午前(科目未分類)
「痛い思いをしたので近寄りたくない。」と思うことに関係が深いのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
痛みを伴う経験から生じる情動、記憶、回避行動に関係する脳部位を問う問題です。単なる痛覚伝導ではなく、「近寄りたくない」という感情と学習に注目します。
解説
大脳辺縁系は、情動、動機づけ、記憶、本能行動に深く関与します。痛みを経験した場所や対象に不快感を結び付け、再び避けようとする回避学習には、扁桃体や海馬などを含む辺縁系の働きが重要です。
大脳基底核は主に運動調節、中脳や延髄は痛覚調節や自律機能、反射などに関与しますが、本問のような情動を伴う記憶と回避行動を最もよく説明するのは大脳辺縁系です。
選択肢の確認
- 1.大脳辺縁系:正しい。痛みに伴う恐怖・不快情動と記憶を結び付け、回避行動に関与します。
- 2.大脳基底核:誤り。主に運動の開始や調節、習慣的運動などに関与します。
- 3.中脳:誤り。視覚・聴覚反射や運動調節、下行性疼痛調節などに関与しますが、情動性回避の中心ではありません。
- 4.延髄:誤り。呼吸・循環などの生命維持機能や各種反射の中枢であり、本問の情動学習の中心ではありません。
覚えるポイント
- 大脳辺縁系は情動・記憶・動機づけ。
- 扁桃体は恐怖や不快情動との関連が深い。
- 海馬は記憶形成に重要。
- 痛覚の伝導路と痛みに伴う情動を区別する。