12AM48|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午前(科目未分類)
痛覚について誤っている記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
痛覚受容器、伝導線維、脊髄内の上行路を対応させる問題です。速く局在の明瞭な痛みと、遅く局在の不明瞭な痛みを分けて考えます。
解説
侵害受容器は皮膚や深部組織に分布する自由神経終末です。Aδ線維は有髄で伝導が比較的速く、鋭く局在の明瞭な一次痛を伝えます。新脊髄視床路はこの速い痛みを視床外側部から体性感覚野へ伝え、痛みの部位や強さの識別に関与します。
C線維は無髄で遅く、灼けるような、うずくような局在の乏しい二次痛を伝えます。この情動的・持続的側面には旧脊髄視床路や脊髄網様体路などが関与します。侵害刺激では防御的な屈曲反射も起こります。
選択肢の確認
- 1.受容器は自由神経終末である。:正しい。痛覚受容器は特殊な被膜を持たない自由神経終末です。
- 2.Aδ線維は早い痛みを伝える。:正しい。Aδ線維は速い痛みを伝えます。
- 3.新脊髄視床路は局在性の乏しい痛みを伝える。:誤り。新脊髄視床路は主に速く局在の明瞭な痛みを伝えます。局在性の乏しい痛みは旧脊髄視床路などとの関連が深いです。
- 4.侵害刺激によって屈曲反射が起こる。:正しい。侵害刺激により刺激側の屈筋が収縮して逃避する屈曲反射が生じます。
覚えるポイント
- Aδ線維は速く鋭い痛み。
- C線維は遅く持続する痛み。
- 新脊髄視床路は局在の明瞭な痛み。
- 侵害刺激は屈曲反射を起こす。