12AM52第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第12回午前(科目未分類)

踵の足底面中央への米粒大透熱灸で、熱傷害が瘢痕を形成するのに最も関与するのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

熱傷の深さと瘢痕形成の関係を問う、きゅう理論と病理を結ぶ問題です。皮膚の再生源がどこまで損傷されると瘢痕が残りやすいかを考えます。

解説

表皮のみの浅い損傷では、基底層から再上皮化し、通常は瘢痕を残しにくいです。真皮浅層までの損傷でも毛包・汗腺などの上皮成分が保たれていれば、比較的再生しやすいと考えられます。

真皮深層まで熱傷害が及ぶと、真皮の結合組織と皮膚付属器が大きく損傷され、肉芽組織形成と線維化による修復が必要となるため、瘢痕形成と最も深く関係します。透熱灸では意図しない深達性熱傷、感染、肥厚性瘢痕を避ける安全管理が重要です。

選択肢の確認

  • 1.表皮:誤り。表皮のみの損傷は基底層から再生しやすく、通常は瘢痕形成との関係が小さいです。
  • 2.真皮表層:誤り。真皮表層の損傷では皮膚付属器が残りやすく、深層損傷より再上皮化しやすいです。
  • 3.真皮深層:正しい。真皮深層の破壊では再生源が失われ、肉芽組織と線維化による修復となるため瘢痕を形成しやすいです。
  • 4.皮下組織:誤り。皮下組織まで及ぶ重度損傷も瘢痕を残し得ますが、皮膚瘢痕形成の決め手として本問が問うのは真皮深層の損傷です。

覚えるポイント

  • 表皮損傷は再生しやすく瘢痕を残しにくい。
  • 真皮深層損傷は線維化・瘢痕形成につながる。
  • 皮膚付属器は再上皮化の供給源。
  • 灸では熱傷の深達化と感染を予防する。
12AM5112AM53
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