12AM53|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午前(科目未分類)
慢性炎症に最も関係の深い組織変化はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
急性炎症と慢性炎症で優位となる細胞・組織反応を区別する問題です。短期の滲出反応と、長期の修復・線維化を対比します。
解説
慢性炎症では、マクロファージ、リンパ球、形質細胞などの浸潤が持続し、組織破壊と修復が同時に進みます。修復過程では新生毛細血管、線維芽細胞、炎症細胞からなる肉芽組織が形成され、やがて線維化・瘢痕化へ進むことがあります。
血管拡張、血管透過性亢進による滲出、好中球浸潤は急性炎症で特に目立つ変化です。慢性炎症にも一部みられることはありますが、最も関係が深い組織変化は肉芽組織形成です。
選択肢の確認
- 1.血管拡張:誤り。血管拡張は急性炎症初期の代表的な血管反応です。
- 2.好中球浸潤:誤り。好中球浸潤は細菌感染などの急性炎症で特に目立ちます。
- 3.滲出性変化:誤り。滲出性変化は血管透過性が高まる急性炎症の代表です。
- 4.肉芽組織形成:正しい。慢性炎症では組織破壊と修復が続き、肉芽組織形成や線維化がみられます。
覚えるポイント
- 急性炎症は血管拡張・滲出・好中球。
- 慢性炎症はマクロファージ・リンパ球・形質細胞。
- 慢性炎症では肉芽組織形成と線維化。
- 肉芽組織と肉芽腫を混同しない。