12AM55|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午前(科目未分類)
心疾患で関連の少ない組合せはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
心疾患と、その原因・合併症・病態との関連を問う問題です。先天性心疾患、虚血性心疾患、心不全、血管炎を分けて考えます。
解説
高安病は大動脈とその主要分枝などを侵す大型血管炎で、上肢脈拍の減弱・消失から脈なし病とも呼ばれます。心筋そのものの炎症である心筋炎とは病態が異なるため、この組合せは関連が少ないと判断します。
心室中隔欠損では左から右への短絡により肺血流と左心系への容量負荷が増え、左室肥大・拡大を生じ得ます。左心不全は肺うっ血・肺水腫を、冠動脈硬化は狭心症の主要原因となります。
選択肢の確認
- 1.心室中隔欠損 ─── 左心室肥大:誤り。左右短絡により肺循環を経て左心系へ容量負荷がかかり、左室肥大・拡大を生じ得るため、関連があります。
- 2.心不全 ─── 肺水腫:誤り。特に左心不全では肺静脈圧上昇から肺水腫を起こすため、関連があります。
- 3.狭心症 ─── 冠動脈硬化症:誤り。冠動脈粥状硬化による心筋虚血は狭心症の主要な原因であり、関連があります。
- 4.心筋炎 ─── 高安病(脈なし病):正しい。高安病は大型血管炎であり、心筋炎との直接的な代表的組合せではないため、最も関連が少ない組合せです。
覚えるポイント
- 高安病は大動脈と主要分枝の大型血管炎。
- 心筋炎は心筋の炎症。
- 左心不全は肺うっ血・肺水腫。
- 冠動脈硬化は狭心症の主要原因。