12AM61|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午前(科目未分類)
鍼治療後24時間で刺鍼部位に小膿疱がみられた。最も考えられるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
刺鍼などの軽微な皮膚刺激後に生じる特徴的な皮膚反応から疾患を推定する症例問題です。小膿疱が24時間後に現れたという経過が重要な手掛かりです。
解説
ベーチェット病では、針刺しなどの軽微な外傷部位に紅斑や無菌性小膿疱が生じる針反応、すなわちパテルギー反応がみられることがあります。口腔内アフタ、外陰部潰瘍、眼病変、皮膚症状などを繰り返す全身性炎症性疾患です。
ただし、実際に刺鍼部位へ膿疱が生じた場合は、細菌感染、接触反応、異物反応なども鑑別し、発赤の拡大、疼痛、発熱などを確認する必要があります。感染予防のため、滅菌済み単回使用鍼、手指衛生、清潔操作を徹底します。
選択肢の確認
- 1.全身性エリトマトーデス:誤り。全身性エリテマトーデスでは蝶形紅斑、光線過敏、関節症状などがみられますが、針刺激後の小膿疱を特徴とする疾患ではありません。
- 2.全身性皮膚硬化症:誤り。全身性皮膚硬化症では皮膚硬化、レイノー現象、内臓病変などが中心です。
- 3.関節リウマチ:誤り。関節リウマチでは対称性多関節炎や朝のこわばりが中心で、針反応は典型的ではありません。
- 4.ベーチェット病:正しい。軽微な皮膚外傷後に無菌性小膿疱などを生じるパテルギー反応が知られています。
覚えるポイント
- ベーチェット病ではパテルギー反応がみられる。
- 反復性口腔内アフタ、外陰部潰瘍、眼病変、皮膚症状を押さえる。
- 刺鍼後膿疱では感染症も必ず鑑別する。
- 単回使用鍼と清潔操作を徹底する。