12AM66|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午前(科目未分類)
敗血症ショックの初期に見られないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
敗血症性ショック初期の末梢循環を問う問題です。血管拡張が優位なウォームショックと、進行後の末梢循環不全を区別します。
解説
敗血症性ショックの初期には、炎症性メディエーターによる末梢血管拡張と血管透過性亢進が起こります。心拍出量が保たれるか増加することもあり、皮膚は温かく紅潮するウォームショックを呈するため、四肢末梢の冷感は初期には典型的ではありません。
血管拡張と循環血液量の相対的不足により血圧は低下し、代償性に頻脈となります。腎灌流が低下すれば尿量減少もみられます。進行して心機能低下や末梢循環不全が強くなると、四肢冷感を伴うコールドショックへ移行することがあります。
選択肢の確認
- 1.四肢末梢の冷感:正しい。初期は末梢血管拡張により皮膚が温かいことが多く、四肢冷感は典型的ではありません。
- 2.血圧下降:誤り。全身血管抵抗低下と相対的循環血液量不足により血圧が下降します。
- 3.頻脈:誤り。循環維持の代償反応や炎症反応により頻脈がみられます。
- 4.尿量減少:誤り。腎血流低下により尿量が減少することがあります。
覚えるポイント
- 敗血症性ショック初期はウォームショック。
- 初期は末梢血管拡張で皮膚が温かい。
- 低血圧、頻脈、尿量減少を認め得る。
- 進行すると末梢冷感を伴うことがある。