12AM72|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午前(科目未分類)
長期臥床による生体への影響で誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
長期臥床による廃用症候群の影響を、骨、筋、循環、全身持久力に分けて問う問題です。活動量低下では酸素摂取能力は増大せず低下します。
解説
長期臥床では骨への荷重が減るため骨吸収が進み、骨カルシウム量が減少します。抗重力筋や脊柱支持筋は萎縮し、筋力が低下します。循環血液量減少や心筋の廃用により一回拍出量・最大心拍出量も低下し、起立性低血圧を起こしやすくなります。
全身持久力は低下し、最大酸素摂取量も減少します。したがって「酸素摂取量の増大」は誤りです。予防には、病状に応じた早期離床、関節可動域運動、筋力・持久力訓練などを段階的に行います。
選択肢の確認
- 1.骨のカルシウム減少:正しい。荷重刺激の減少により骨吸収が進み、骨量が減少します。
- 2.脊柱支持筋力の低下:正しい。抗重力筋や体幹筋の廃用性萎縮により支持力が低下します。
- 3.心拍出量の低下:正しい。循環調節能力と心予備能が低下し、最大心拍出量は低下します。
- 4.酸素摂取量の増大:誤り。身体活動低下により最大酸素摂取量と持久力は低下します。
覚えるポイント
- 長期臥床は骨量減少と筋萎縮を起こす。
- 循環血液量と心予備能が低下。
- 最大酸素摂取量は低下。
- 早期離床は病状と禁忌を確認して段階的に行う。