12PM128|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証に対し、相剋関係に基づき瀉法を行う経穴はどれか。「30歳の女性。風邪を引きやすい。薄い鼻汁、息切れ及び倦怠感を伴う。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
症状から肺気虚を導き、五行の相剋関係に基づく瀉法を選ぶ問題です。病証の判定と、経・穴の五行属性を順に分けて考えます。
解説
風邪を引きやすいのは衛外不固、薄い鼻汁と息切れは肺気の宣発・粛降低下、倦怠感は気虚を示し、肺気虚、すなわち金の虚と考えます。
本問で用いる相剋関係の治療法では、金を剋す火の働きを瀉すため、火経の火穴と金経の火穴に瀉法を行います。具体的には、火経側の火穴と、金経にある火穴を組み合わせる考え方です。これは設問が指定する相剋関係に基づく選穴であり、難経六十九難の母子補瀉とは区別して整理します。
選択肢の確認
- 1.火経および金経の金穴:誤り。金穴ではなく、肺金を剋す火の性質を瀉すため火穴を選びます。
- 2.火経および金経の火穴:正しい(正答)。肺金の虚に対し、相剋する火を瀉す考えから、火経および金経の火穴を用います。
- 3.木経および土経の土穴:誤り。木経・土経の土穴は、肺金を剋す火を調整する組合せではありません。
- 4.木経および土経の木穴:誤り。木経・土経の木穴も、本問の肺気虚に対する相剋関係の瀉法には一致しません。
覚えるポイント
- 薄い鼻汁、息切れ、易感冒は肺気虚。
- 肺は五行で金。
- 金を剋すのは火。
- 本問では火経と金経の火穴を瀉す。