12PM131|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
長母指外転筋の腱鞘炎に対し、罹患局所への治療穴で適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
長母指外転筋腱の腱鞘炎、すなわち橈骨茎状突起部の第1背側区画に近い経穴を選ぶ問題です。罹患腱の走行と前腕橈側の経穴位置を結び付けます。
解説
長母指外転筋と短母指伸筋の腱鞘炎はド・ケルバン病と呼ばれ、橈骨茎状突起部の疼痛を生じます。偏歴は手の陽明大腸経の絡穴で、前腕後外側、陽谿から曲池へ向かう線上で手関節背側横紋の上方3寸にあり、長母指外転筋腱の走行に近い局所穴です。
局所の発赤・腫脹、外傷、強い運動痛がある場合は病態評価が必要です。国家試験では解剖学的位置関係を問うもので、炎症部へ強い刺激を一律に行う趣旨ではありません。
選択肢の確認
- 1.陽谷:誤り。陽谷は手関節尺側にある小腸経穴で、橈骨茎状突起部の長母指外転筋腱から離れます。
- 2.曲沢:誤り。曲沢は肘窩の心包経穴で、手関節橈側の罹患局所ではありません。
- 3.外関:誤り。外関は前腕後面中央寄りの三焦経穴で、偏歴より長母指外転筋腱から離れます。
- 4.偏歴:正しい(正答)。偏歴は前腕橈側にあり、長母指外転筋腱の走行に近い局所治療穴です。
覚えるポイント
- ド・ケルバン病は長母指外転筋・短母指伸筋の腱鞘炎。
- 疼痛部位は橈骨茎状突起周辺。
- 偏歴は前腕橈側の大腸経絡穴。