12PM132|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
次の文で示す運動麻痺に対し、罹患局所への局所治療穴で適切なのはどれか。「手の母指内転運動の障害があり、骨間筋の萎縮がみられる。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
母指内転障害と骨間筋萎縮から尺骨神経麻痺を判断し、その神経に近い肘部の経穴を選ぶ症例問題です。筋の支配神経から逆算します。
解説
母指内転筋と骨間筋は主に尺骨神経に支配されます。母指内転障害ではフロマン徴候がみられ、骨間筋萎縮や鷲手変形を伴うことがあります。
小海は手の太陽小腸経の合土穴で、肘頭と上腕骨内側上顆の間、尺骨神経溝付近に取ります。尺骨神経に非常に近いため、局所穴として対応しますが、実際の刺鍼では電撃様放散痛を避け、神経を直接損傷しないよう方向・深さに注意します。
選択肢の確認
- 1.郄門(げきもん):誤り。郄門は前腕掌側の心包経穴で、尺骨神経の肘部絞扼部位から離れます。
- 2.曲池:誤り。曲池は肘外側の大腸経穴で、主に橈骨神経領域に近く、尺骨神経麻痺の局所穴ではありません。
- 3.小海:正しい(正答)。小海は肘内側の尺骨神経溝付近にあり、尺骨神経支配筋の麻痺に対する局所穴として適切です。
- 4.臂臑:誤り。臂臑は上腕外側の大腸経穴で、尺骨神経の代表的局所部位ではありません。
覚えるポイント
- 母指内転筋・骨間筋は尺骨神経支配。
- 小海は肘内側の尺骨神経溝付近。
- 神経近傍では直接損傷を避ける。