12PM135|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
肩背部のこりに対する局所施術における罹患筋と施術部位との組合せで適切でないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
肩背部の経穴がどの筋上に位置するかを問う問題です。肩甲骨内側、棘下窩、上部僧帽筋、胸椎傍脊柱部を解剖学的に分けます。
解説
心兪は第5胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線外方1寸5分にある膀胱経穴で、脊柱起立筋・多裂筋などの傍脊柱筋上に位置します。肩甲挙筋は上位頸椎横突起から肩甲骨上角・内側縁上部へ向かうため、心兪との組合せは適切ではありません。
大杼は肩甲骨内側上部で菱形筋、天宗は棘下窩で棘下筋、肩井は肩上部で僧帽筋との関係が深い経穴です。肩井や上背部の深刺は肺・胸膜損傷の危険があるため、安全な角度と深度が必要です。
選択肢の確認
- 1.菱形筋 ─── 大杼:正しい。大杼は肩甲骨内側上部にあり、菱形筋などの上に位置します。
- 2.棘下筋 ─── 天宗:正しい。天宗は肩甲骨棘下窩の中央付近にあり、棘下筋上に位置します。
- 3.肩甲挙筋 ─── 心兪:誤り(正答)。心兪は胸椎傍脊柱筋部にあり、肩甲挙筋上の代表的な施術部位ではありません。
- 4.僧帽筋 ─── 肩井:正しい。肩井は肩上部の僧帽筋上に位置します。
覚えるポイント
- 天宗は棘下筋、肩井は僧帽筋。
- 心兪は胸椎傍脊柱筋部。
- 肩甲挙筋は頸椎横突起から肩甲骨上角へ走る。
- 上背部・肩上部では気胸リスクに注意する。