12PM137|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
「30歳の男性。就眠後2~3時間して、右眼の奥にえぐられるような激痛が、発作性・周期性に生じる。顔面紅潮、眼の充血、流涙がみられる。怒りっぽい。脈は弦数。」 最も考えられる疾患はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
夜間に周期的に起こる片側眼窩部の激痛と、同側の自律神経症状から頭痛型を診断する症例問題です。発作の部位、性状、周期性、随伴症状を拾います。
解説
30歳男性、就眠後の一定時刻、片側眼窩深部のえぐられるような激痛、発作性・周期性、同側の顔面紅潮・結膜充血・流涙という組合せは群発頭痛に典型的です。群発期にはほぼ同じ時刻に反復し、患者は痛みのためじっとしていられないことがあります。
三叉神経第1枝痛は短い電撃痛が誘発されることが多く、片頭痛では拍動性頭痛、悪心、光過敏などが中心です。緊張型頭痛は締め付けるような両側性の痛みが典型で、自律神経症状は目立ちません。
選択肢の確認
- 1.三叉神経第1枝痛:誤り。三叉神経第1枝痛は額・眼周囲に電撃様の短い発作痛を生じますが、周期的な夜間発作と流涙・結膜充血の組合せは群発頭痛が典型です。
- 2.片頭痛:誤り。片頭痛は拍動性頭痛、悪心、光・音過敏などを伴いますが、本例の同時刻反復する眼窩部激痛と自律神経症状は群発頭痛に合います。
- 3.群発頭痛:正しい(正答)。片側眼窩部の激痛、周期性、結膜充血、流涙、顔面紅潮は群発頭痛の典型所見です。
- 4.緊張型頭痛:誤り。緊張型頭痛は圧迫・締め付けるような頭痛で、流涙や結膜充血を伴う激烈な周期性発作は典型ではありません。
覚えるポイント
- 群発頭痛は片側眼窩部の激痛。
- 同側の流涙・結膜充血・鼻症状などを伴う。
- 群発期には一定時刻に反復しやすい。
- 突然の最悪頭痛や神経症状では二次性頭痛を除外する。