12PM138|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
「30歳の男性。就眠後2~3時間して、右眼の奥にえぐられるような激痛が、発作性・周期性に生じる。顔面紅潮、眼の充血、流涙がみられる。怒りっぽい。脈は弦数。」 この病証に対する難経六十九難に基づく治療穴はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
同じ症例を東洋医学的に弁証し、難経六十九難の「実すればその子を瀉す」に当てはめる問題です。怒り、顔面紅潮、眼充血、弦数脈から肝火の実を判断します。
解説
怒りっぽい、顔面紅潮、眼の充血、脈弦数は肝火上炎、すなわち肝の実熱を示します。難経六十九難では、実証はその子を瀉すとされます。肝は木で、その子は火です。
したがって、肝経の火穴である行間と、火経である心経の火穴である少府に瀉法を行います。現代医学的診断である群発頭痛と、東洋医学的弁証である肝火上炎は同一概念ではなく、それぞれ別の評価枠組みです。
選択肢の確認
- 1.行間・少府:正しい(正答)。行間は肝経の火穴、少府は心経の火穴で、肝木の実に対して子である火を瀉す組合せです。
- 2.神門・太白:誤り。神門と太白は土穴で、心実に対する子の瀉法などに対応する組合せです。
- 3.尺沢・陰谷:誤り。尺沢と陰谷は水穴で、肺実に対する子の瀉法に用いる組合せです。
- 4.湧泉・大敦:誤り。湧泉と大敦は木穴で、腎実に対する子の瀉法に対応します。
覚えるポイント
- 肝火上炎は怒り、眼充血、顔面紅潮、弦数脈。
- 肝は木、木の子は火。
- 肝実の瀉法は行間・少府。
- 現代医学的疾患名と東洋医学的証を同一視しない。