12PM150|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
腰部刺激によって下肢に発現する血管拡張の機序はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
腰部への体性刺激が、離れた下肢血管の自律神経活動を変える反射機序を問う問題です。入力は体性知覚、出力は自律神経である点が決め手です。
解説
腰部への鍼刺激などで皮膚・筋から入った体性感覚情報が脊髄や上位中枢へ伝わり、交感神経活動を調節して下肢血管を拡張させる反応は、体性-自律神経反射です。求心路が体性神経、遠心路が血管を支配する自律神経という構成です。
単なる体性反射は骨格筋を効果器とする反射を指すことが多く、体性-内臓反射は内臓機能への反応を広く示しますが、血管反応では自律神経を介することを明示した選択肢が最も適切です。
選択肢の確認
- 1.体性反射:誤り。体性反射というだけでは骨格筋反射なども含み、血管を支配する自律神経経路を明確に示しません。
- 2.体性-内臓反射:誤り。血管も広義には内臓性効果器ですが、本問では自律神経を介する機序を明示した選択肢が適切です。
- 3.体性-自律神経反射:正しい(正答)。体性求心性入力が自律神経遠心路を変化させ、下肢血管拡張を起こす体性-自律神経反射です。
- 4.交叉性伸展反射:誤り。交叉性伸展反射は一側下肢の屈曲反射に伴い反対側下肢を伸展する脊髄反射で、血管拡張の機序ではありません。
覚えるポイント
- 体性刺激から自律神経反応へつながるのが体性-自律神経反射。
- 血管平滑筋は自律神経の支配を受ける。
- 交叉性伸展反射は骨格筋の姿勢反射。