12PM160|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
健康増進を目的とした灸施術の反応で適切でないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
適度な灸刺激による全身性適応反応と、過剰刺激による病的反応を区別する問題です。健康増進に関係するストレス反応・免疫反応とレイリー現象を分けます。
解説
適度な灸刺激は生体に非特異的な刺激として作用し、交感神経-副腎髄質系や下垂体-副腎皮質系などのストレス応答を引き起こします。また、白血球やサイトカインなどを介した免疫系の反応が生じることがあります。これらは刺激量が適切であれば、生体の適応・防御反応として説明されます。
レイリー現象は、過剰で強い刺激が自律神経系を介して遠隔臓器に出血、潰瘍などの病的変化を起こす現象です。健康増進を目的とする望ましい反応ではなく、刺激過多を避けるべき理由となります。
選択肢の確認
- 1.交感神経-副腎髄質系の反応:正しい。適度な刺激により交感神経-副腎髄質系が反応し、カテコールアミンなどが関与します。
- 2.下垂体-副腎皮質系の反応:正しい。下垂体-副腎皮質系の反応は非特異的ストレス応答の一部です。
- 3.免疫系の賦活:正しい。適切な灸刺激では免疫系の賦活・調整が生じると説明されます。
- 4.レイリー現象:誤り(正答)。レイリー現象は過剰刺激による自律神経性の病的反応で、健康増進を目的とする適切な反応ではありません。
覚えるポイント
- 適度な刺激はストレス適応系を動員する。
- 交感神経-副腎髄質系と下垂体-副腎皮質系を区別する。
- 免疫系の反応も起こり得る。
- レイリー現象は過剰刺激による病的反応。