12PM81|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
手根管症候群の原因とならないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
手根管症候群を起こしやすい全身状態・基礎疾患を見分ける問題です。手根管内の内容物が腫れる、滑膜が増殖する、あるいは正中神経が障害されやすくなる病態を考えます。
解説
手根管症候群は、手根骨と屈筋支帯で囲まれた狭い手根管内で正中神経が圧迫される絞扼性神経障害です。母指から環指橈側のしびれ、夜間痛、母指球筋の筋力低下などを生じます。
妊娠では体液貯留による浮腫、関節リウマチでは屈筋腱滑膜炎、糖尿病では末梢神経障害や結合組織変化が関与し、発症リスクが高まります。甲状腺疾患では甲状腺機能低下症が代表的な原因であり、甲状腺機能亢進症は典型的な原因ではありません。
選択肢の確認
- 1.妊娠:正しい。妊娠ではホルモン変化と体液貯留によって手根管内圧が上がり、手根管症候群を生じることがあります。
- 2.甲状腺機能亢進症:誤り(正答)。手根管症候群との関連が代表的なのは甲状腺機能低下症であり、甲状腺機能亢進症は典型的な原因ではありません。
- 3.関節リウマチ:正しい。関節リウマチでは屈筋腱周囲の滑膜炎や腫脹により、手根管内で正中神経が圧迫されやすくなります。
- 4.糖尿病:正しい。糖尿病では末梢神経が障害されやすく、手根管症候群の合併も多くなります。
覚えるポイント
- 手根管症候群は正中神経の絞扼障害。
- 代表的な関連病態は妊娠、関節リウマチ、糖尿病、甲状腺機能低下症。
- 甲状腺機能亢進症と低下症を取り違えない。