12PM87|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
伝染力のある痴呆性疾患はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
認知機能低下を来す疾患のうち、異常プリオン蛋白によって伝達可能性をもつ疾患を選ぶ問題です。通常の感染症と同じ伝染様式ではない点にも注意します。
解説
クロイツフェルト・ヤコブ病は、異常プリオン蛋白が中枢神経系に蓄積するプリオン病です。急速進行性の認知機能低下、ミオクローヌス、運動失調などを生じます。異常プリオンは一定の医療行為や汚染組織・器具などを介して伝達され得るため、選択肢の中では「伝染力のある」疾患に該当します。
ただし、通常の接触、飛沫、日常生活で容易に人から人へうつる疾患ではありません。ビンスワンゲル病、ピック病、正常圧水頭症はプリオン病ではありません。
選択肢の確認
- 1.ビンスワンゲル病:誤り。ビンスワンゲル病は脳小血管病を背景とする血管性認知症で、感染性疾患ではありません。
- 2.ピック病:誤り。ピック病は前頭側頭葉変性症に含まれる神経変性疾患で、伝染性はありません。
- 3.クロイツフェルト・ヤコブ病:正しい(正答)。クロイツフェルト・ヤコブ病は異常プリオン蛋白による疾患で、特殊な条件下で伝達され得ます。
- 4.正常圧水頭症:誤り。正常圧水頭症は髄液循環障害に関連し、歩行障害、認知機能低下、尿失禁を呈しますが、感染性疾患ではありません。
覚えるポイント
- CJDはプリオン病で急速進行性認知症を起こす。
- 日常接触で広がる一般的な感染症とは異なる。
- 正常圧水頭症の三徴は歩行障害、認知機能低下、尿失禁。