12PM93|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
母指と示指で輪を作ることが模倣できない患者で疑われるのはどれか。
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この問題は公式正答が公表されていないため、採点対象外です。
正答
2、4
この問題のポイント
手指の形を見本どおりに作れないとき、空間構成の障害と、学習された動作の模倣障害の両方を考える問題です。本問は複数正答で、構成失行と観念運動失行を説明できる必要があります。
解説
母指と示指で輪を作る課題では、指同士の位置関係を正しく構成する能力と、見本となる身振りを模倣する能力が必要です。空間的な形を組み立てられない場合は構成失行、命令や模倣で目的のある身振りを正しく行えない場合は観念運動失行が疑われます。
観念失行は、複数の道具操作や一連の行為の順序・概念が崩れる障害です。半側空間無視は片側空間への注意が向きにくくなる障害で、単純な輪の模倣不能そのものを直接示す所見ではありません。
選択肢の確認
- 1.半側空間無視:誤り。半側空間無視は病巣と反対側の空間に注意が向きにくい障害で、手指の輪を模倣できないことだけから第一に疑うものではありません。
- 2.構成失行:正しい(正答)。指の位置関係を一つの形として構成できない場合、構成失行が疑われます。
- 3.観念失行:誤り。観念失行は道具使用や一連の行為の概念・順序が障害されるもので、単一の身振り模倣障害とは異なります。
- 4.観念運動失行:正しい(正答)。見本を理解していても、学習された身振りを模倣して実行できない場合は観念運動失行が疑われます。
覚えるポイント
- 構成失行は形や空間関係を組み立てられない。
- 観念運動失行は命令・模倣による身振りの実行障害。
- 観念失行は道具使用や行為系列の概念障害。