12PM94|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
脊髄損傷による膀胱直腸障害でないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
脊髄損傷で生じる神経因性膀胱・直腸障害と、腎臓で尿が作られない状態を区別する問題です。排出障害と尿生成障害を分けて考えます。
解説
脊髄損傷では、排尿を調節する中枢・伝導路が障害され、尿閉、残尿、反射性失禁などの神経因性膀胱を生じます。直腸機能も障害され、便秘や便失禁を来すことがあります。
無尿は、尿がほとんど産生されない状態で、急性腎障害、重度の循環不全、両側尿路閉塞などが主な原因です。脊髄損傷による膀胱機能障害では膀胱に尿がたまっても排出できない尿閉は起こりますが、腎臓での尿生成が停止する無尿とは異なります。
選択肢の確認
- 1.無尿:正しい(正答)。無尿は主に腎での尿生成低下や両側尿路閉塞によるもので、脊髄損傷の代表的な膀胱直腸障害ではありません。
- 2.失禁:誤り。排尿反射や括約筋協調の障害により尿失禁を生じることがあります。
- 3.尿閉:誤り。弛緩性膀胱や排尿筋・括約筋協調不全によって尿閉を生じることがあります。
- 4.便秘:誤り。直腸運動や排便反射の障害、活動性低下などにより便秘が起こり得ます。
覚えるポイント
- 無尿は尿生成の問題、尿閉は尿排出の問題。
- 脊髄損傷では神経因性膀胱を起こす。
- 膀胱障害だけでなく便秘・便失禁にも注意する。