12PM96|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
神経麻痺と装具との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
末梢神経麻痺で失われる機能と、それを補う装具を対応させる問題です。手関節、母指対立、膝固定、足関節背屈のどれを補助するかで判断します。
解説
正中神経麻痺では母指対立機能が低下するため、対立副子で母指を対立位に保持します。長対立副子は母指対立に加えて手関節も支持する装具です。
尺骨神経麻痺では鷲手変形を防ぐMP関節屈曲補助装具など、橈骨神経麻痺では下垂手を支えるコックアップスプリントが用いられます。大腿神経麻痺では膝折れを防ぐ長下肢装具など、総腓骨神経麻痺では下垂足を補う短下肢装具が基本です。PTB免荷装具は下腿への荷重を膝蓋腱部で免荷する目的の装具です。
選択肢の確認
- 1.正中神経麻痺 ─── 長対立副子:正しい(正答)。正中神経麻痺による母指対立障害に対し、長対立副子で母指対立位と手関節を支持します。
- 2.尺骨神経麻痺 ─── コックアップスプリント:誤り。コックアップスプリントは主に橈骨神経麻痺による下垂手に用いられます。尺骨神経麻痺では鷲手変形への装具を考えます。
- 3.大腿神経麻痺 ─── 短下肢装具:誤り。大腿神経麻痺では膝伸展力低下による膝折れを防ぐため、長下肢装具などが検討されます。
- 4.総腓骨神経麻痺 ─── PTB免荷装具:誤り。総腓骨神経麻痺の下垂足には短下肢装具を用います。PTB免荷装具は下腿・足部の免荷が目的です。
覚えるポイント
- 正中神経麻痺は母指対立を補助する。
- 橈骨神経麻痺の下垂手はコックアップスプリント。
- 総腓骨神経麻痺の下垂足は短下肢装具。