12PM97|第12回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第12回午後(科目未分類)
東洋医学の特色で適切でないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
東洋医学の基本的な診断・治療観を問う問題です。本治と標治、四診による弁証、虚実に応じた補瀉、未病治を区別します。
解説
東洋医学では、望診・聞診・問診・切診の四診から情報を集め、病因病機を整理して証を立てます。治療では、病の根本に働きかける本治と、現在の症状に対応する標治を使い分け、虚には補法、実には瀉法を基本とします。また、発病前や軽微な段階から調整する未病治も重要な特色です。
本治は臓腑・経絡の失調という根本病機に対して行うもので、必ず奇穴を用いるというものではありません。正経上の五兪穴、原穴、背部兪穴、募穴などが選択されることがあります。奇穴は正経の経穴以外に経験的に用いられる穴で、本治を定義するものではありません。
選択肢の確認
- 1.本治による病では奇穴を用いる。:誤り(正答)。本治は病の根本となる臓腑・経絡の失調を整える治療であり、奇穴を用いることが必須ではありません。
- 2.四診によって証の決定を行う。:正しい。四診で得た所見を総合し、証を決定します。
- 3.虚実に基づいて補瀉を施す。:正しい。虚証には補法、実証には瀉法を基本として刺激法を選びます。
- 4.未病を治す。:正しい。発病前や軽い段階から治療・養生を行う未病治は東洋医学の重要な考え方です。
覚えるポイント
- 本治は根本病機、標治は現れている症状を主な対象とする。
- 証は四診を総合して決める。
- 虚には補、実には瀉。
- 本治と奇穴を同一視しない。