13AM35|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午前(科目未分類)
心臓の働きについて誤っている記述はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
心筋の自動能と自律神経による調節を区別する問題です。心臓は神経刺激がなくても拍動できますが、拍動の速さや強さは自律神経で調節されます。
解説
心臓は筋原性の自動能をもち、洞房結節のペースメーカー細胞が自発的に活動電位を発生します。そのため、適切な酸素・栄養・温度が保たれれば、摘出心でも一定時間拍動できます。心臓の収縮開始に自律神経は不可欠ではありません。
交感神経は心拍数、房室伝導、心収縮力を高め、副交感神経は主に心拍数と房室伝導を抑えます。自律神経は拍動を作るのではなく調節します。
選択肢の確認
- 1.摘出した心臓は一定時間拍動する。:正しい。心臓は自動能をもつため、適切な条件下では摘出後も一定時間拍動します。
- 2.ペースメーカー細胞は一定リズムで興奮する。:正しい。ペースメーカー細胞は自発的脱分極により一定のリズムで興奮します。
- 3.刺激伝導系の興奮は特殊心筋線維によって伝えられる。:正しい。刺激伝導系は特殊心筋線維からなり、興奮を心房・心室へ伝えます。
- 4.心臓の収縮に自律神経の働きは不可欠である。:誤りであり正答。自律神経は心拍を調節しますが、心臓が収縮を開始するために不可欠ではありません。
覚えるポイント
- 心臓は筋原性自動能をもつ。
- 洞房結節が主要なペースメーカー。
- 刺激伝導系は特殊心筋。
- 自律神経は拍動の頻度・伝導・収縮力を調節する。