13AM37|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午前(科目未分類)
低蛋白血症時に起こらないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
低蛋白血症による膠質浸透圧、免疫、栄養への影響を問う問題です。一般的な低蛋白血症と、特定疾患でみられる凝固異常を分けます。
解説
血漿蛋白、特にアルブミンが低下すると血漿膠質浸透圧が下がり、血管内の水分が間質へ移動して浮腫を生じます。蛋白不足は免疫グロブリンや免疫細胞の機能、組織修復にも影響し、易感染性やアミノ酸供給低下につながります。
血液凝固の促進は、低蛋白血症一般に必ず起こる直接的変化ではありません。凝固因子も蛋白であるため、重い肝障害などではむしろ出血傾向を生じます。なお、ネフローゼ症候群では抗凝固因子の尿中喪失などにより血栓傾向を示すことがあり、疾患固有の機序として区別します。
選択肢の確認
- 1.浮腫:起こる。アルブミン低下で血漿膠質浸透圧が低下し、浮腫を生じます。
- 2.易感染性:起こり得る。蛋白不足は免疫機能を低下させ、感染への抵抗力を弱めます。
- 3.血液凝固の促進:起こらないものとして正答。低蛋白血症一般の直接的結果として凝固促進は扱いません。
- 4.細胞へのアミノ酸供給の減少:起こる。血中蛋白・栄養状態の低下により、組織へのアミノ酸供給が不足します。
覚えるポイント
- 低アルブミン血症は膠質浸透圧低下から浮腫。
- 蛋白不足は免疫・創傷治癒・栄養に影響。
- 凝固異常は原因疾患ごとの機序を考える。