13AM66|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午前(科目未分類)
感覚解離を起こす障害部位はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
痛覚・温度覚と深部感覚など、感覚の種類が別々に障害される感覚解離の病変部位を問う問題です。脊髄内で伝導路が分かれて走ることが鍵です。
解説
脊髄では、痛覚・温度覚を伝える線維が前白交連で交叉して脊髄視床路を上行し、位置覚・振動覚は後索を上行します。脊髄空洞症などで中心部の前白交連が障害されると、痛覚・温度覚が低下する一方、触覚や深部感覚が保たれる感覚解離が起こります。
末梢神経障害では、その神経の支配領域で複数の感覚がまとめて障害されることが多く、典型的な伝導路性の感覚解離とは異なります。
選択肢の確認
- 1.大脳基底核:誤り。大脳基底核は運動調節に関与し、典型的な感覚解離を起こす部位ではありません。
- 2.小脳:誤り。小脳障害は運動失調や協調運動障害が中心です。
- 3.脊髄:正答。脊髄内では感覚伝導路が別々に走るため、選択的障害で感覚解離が生じます。
- 4.末梢神経:誤り。末梢神経障害では支配領域の感覚が複数まとめて障害されることが一般的です。
覚えるポイント
- 感覚解離の代表は脊髄空洞症。
- 痛温覚は前白交連で交叉。
- 位置覚・振動覚は後索を上行。
- 末梢神経障害は支配領域単位の複合感覚障害になりやすい。