13AM73|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午前(科目未分類)
15歳の肥満男子。軽微な外傷後跛行を主訴として来院した。最も考えられるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
年齢、肥満、性別、軽微な外傷後の跛行から思春期特有の股関節疾患を診断する症例問題です。大腿骨頭すべり症の典型像を押さえます。
解説
大腿骨頭すべり症は、成長軟骨が脆弱な思春期に、大腿骨頭骨端が頸部に対して後下方へずれる疾患です。肥満した思春期男子に多く、軽微な外傷を契機に股関節痛、鼠径部痛、膝痛、跛行を生じます。股関節内旋制限や、屈曲時に外旋するドレーマン徴候もみられます。
疑う場合は荷重を避けて速やかに整形外科で評価します。歩行継続や無理な徒手矯正は転位を進め、大腿骨頭壊死などの危険を高めます。
選択肢の確認
- 1.ペルテス病:誤り。ペルテス病は主に4〜8歳頃の男児に多く、15歳肥満男子という年齢像とは合いません。
- 2.変形性股関節脱臼:誤り。選択肢の記載は思春期肥満男子の急な跛行を典型的に説明しません。
- 3.結核性股関節炎:誤り。結核性股関節炎は慢性経過や感染徴候を考え、本症例の典型像とは異なります。
- 4.大腿骨頭すべり症:正答。思春期肥満男子の軽微な外傷後跛行は大腿骨頭すべり症を強く示唆します。
覚えるポイント
- 大腿骨頭すべり症は肥満した思春期男子。
- 股関節痛だけでなく膝痛・跛行でも発症。
- 内旋制限とドレーマン徴候。
- 疑えば荷重を避け、速やかに整形外科評価。