13PM108|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
次の文で示す経絡病証はどれか。「咳が出て胸苦しく、胸に熱感があり息切れし、手掌がほてる。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
症状の分布と臓腑機能から、肺経の経脈病証を判定する問題です。咳、胸苦しさ、息切れに加え、肺経が手掌側を走るため手掌のほてりが手掛かりになります。
解説
手の太陰肺経は胸中の肺に属し、上肢前面の橈側を通って母指へ至ります。肺の宣発・粛降が失調すると、咳、喘息、息切れ、胸部の膨満感や熱感が生じます。また経脈の走行に沿って上肢内側前面や手掌、母指に症状が現れます。
本問の「咳」「胸苦しい」「息切れ」は肺の機能失調を示し、「手掌がほてる」は肺経病証の古典的記載に合致します。
選択肢の確認
- 1.心経:正答ではない。心経でも胸部や手掌の症状はあり得ますが、咳と息切れを中心とする本症例には合いません。
- 2.脾経:正答ではない。脾経病証では食欲不振、腹満、下痢、身体の重だるさなどが中心です。
- 3.肺経:正答。咳、胸苦しさ、息切れ、手掌のほてりは肺経病証に対応します。
- 4.腎経:正答ではない。腎経病証では腰膝のだるさ、耳鳴り、呼吸の納気障害などを考えますが、本問の手掌症状とは一致しません。
覚えるポイント
- 肺経は胸から上肢前面橈側、母指へ走る。
- 肺経病証は咳、喘、胸満、手掌熱。
- 症状と経脈走行を同時に見る。