13PM132第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)

次の文で示す患者の病証に対し、施術対象となる経絡はどれか。「45歳の女性。目尻から側頭部にかけて痛みがある。口も苦く、よくため息をつく。」

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

痛む部位の経脈走行と、口苦・ため息という臓腑病証を結び付ける症例問題です。局所の走行と全身症状の両方が足の少陽胆経を示します。

解説

足の少陽胆経は外眼角から起こり、側頭部を複雑に走行します。そのため「目尻から側頭部にかけての痛み」は胆経の流注に一致します。

また、口苦は胆の病証でみられやすく、よくため息をつく症状は肝胆の疏泄失調と結び付けて考えます。肝と胆は表裏関係にあり、これらの所見を合わせると足の少陽胆経が施術対象となります。

この説明は東洋医学的な経絡病証の判断であり、側頭部痛を現代医学的診断名と同一視するものではありません。突然の激しい頭痛、神経脱落症状、視力障害などがあれば緊急評価が必要です。

選択肢の確認

  • 1.足の少陽経:正答。足の少陽胆経は外眼角から側頭部を走り、口苦とも関係するため適切です。
  • 2.足の少陰経:正答ではない。足の少陰腎経は足底から下肢内側、体幹前面を走り、側頭部には走行しません。
  • 3.手の陽明経:正答ではない。手の陽明大腸経は示指から上肢外側、顔面へ至りますが、側頭部の主経ではなく口苦との結び付きも弱いです。
  • 4.手の太陰経:正答ではない。手の太陰肺経は胸部から上肢前外側、母指へ走り、側頭部には走行しません。

覚えるポイント

  • 胆経は外眼角から側頭部を走行する。
  • 口苦は胆の病証を示す重要所見。
  • ため息は肝胆の疏泄失調と結び付ける。
  • 東洋医学的病証と現代医学的診断は区別する。
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