13PM133|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
上肢痛の原因疾患と局所治療穴との組合せで適切でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
上肢の絞扼性神経障害が起こる局所と、経穴の位置を対応させる問題です。神経の走行、圧迫部位、経穴周囲の解剖を一緒に整理します。
解説
円回内筋症候群は、正中神経が肘窩から前腕近位部で円回内筋の二頭間などを通る部位で圧迫される病態です。四瀆は前腕後面の手の少陽三焦経上にあり、円回内筋や正中神経の走行部とは一致しないため不適切です。
手根管症候群では手関節掌側の大陵、肘部管症候群では尺骨神経溝付近の小海、橈骨神経痛では上腕後面の橈骨神経走行に近い消濼が局所穴として対応します。
神経近傍への刺鍼では、放散痛や電撃痛を無視して深く進めず、神経・血管を直接損傷しない安全な操作が必要です。
選択肢の確認
- 1.手根管症候群 ─── 大陵:正答ではない。大陵は手関節掌側にあり、手根管部の正中神経障害に対する局所穴として対応します。
- 2.円回内筋症候群 ─── 四瀆:正答。四瀆は前腕後面にあり、前腕近位掌側の円回内筋・正中神経部とは一致しません。
- 3.肘部管症候群 ─── 小海:正答ではない。小海は肘内側の尺骨神経溝に近く、肘部管症候群の局所穴として対応します。
- 4.橈骨神経痛 ─── 消濼:正答ではない。消濼は上腕後面にあり、橈骨神経の走行領域に近い局所穴です。
覚えるポイント
- 手根管症候群は正中神経。
- 円回内筋症候群も正中神経だが、圧迫部位は前腕近位掌側。
- 肘部管症候群は尺骨神経。
- 神経走行部では直接損傷を避ける。