13PM138|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の病証に対し、難経六十九難に基づき補法を行う経穴はどれか。「40歳の女性。寒がり、くしゃみがよく出る。話すのがおっくうで声に力がない。舌質淡。脈弱。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
症状・舌・脈から肺気虚を弁証し、難経六十九難の「虚すればその母を補う」を五行穴に当てはめる問題です。弁証から選穴までを順に追います。
解説
寒がり、くしゃみ、声に力がない、話すのがおっくう、舌質淡、脈弱は、肺の宣発・衛外・発声を支える気が不足した肺気虚を示します。
難経六十九難では、虚証にはその母を補います。肺は五行で金に属し、金の母は土です。したがって、肺経上の土穴を補います。太淵は手の太陰肺経の兪土穴であり、肺経の原穴でもあるため適切です。
曲泉は肝経の合水穴、大都は脾経の滎火穴、少衝は心経の井木穴で、肺金の母に当たる肺経の土穴ではありません。
選択肢の確認
- 1.曲泉:正答ではない。曲泉は足の厥陰肝経の合水穴で、肺経の土穴ではありません。
- 2.大都:正答ではない。大都は足の太陰脾経の滎火穴で、肺経上の母穴ではありません。
- 3.太淵:正答。太淵は手の太陰肺経の兪土穴で、肺金の母である土を補う穴です。
- 4.少衝:正答ではない。少衝は手の少陰心経の井木穴で、肺経の土穴ではありません。
覚えるポイント
- 声低・懶言・自汗・易感冒は肺気虚を示しやすい。
- 舌質淡・脈弱は虚証の手掛かり。
- 肺は金、金の母は土。
- 太淵は肺経の兪土穴・原穴。
- 難経六十九難は「虚すればその母を補う」。