13PM139|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
五臓の病証で適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題は13PM139・140共通の症例を前提とする連問です。共通症例は「35歳の女性。コンピュータ作業を続けると目が疲れ、物がぼやけてみえる。月経血量は少ない。爪につやがない。舌質淡。脈は細。」です。目・爪・月経と五臓の関係を順に結び付けます。
解説
目の疲れと物がぼやけてみえる症状は、東洋医学では「肝は目に開竅する」という関係から肝の病証を考える所見です。爪につやがないことも「爪は肝の華」とされるため、肝血による滋養不足を示す手掛かりになります。
月経血量が少ない、舌質淡、脈細は血の不足を示します。肝は蔵血を主り、血によって目・筋・爪を滋養するため、本症例は肝血虚と整理できます。したがって、五臓では肝が適切です。
これは東洋医学的な弁証であり、眼精疲労や月経血量減少の現代医学的な原因を一つの診断名に置き換えるものではありません。
選択肢の確認
- 1.肝:正答。目の症状、爪のつや低下、月経血量減少はいずれも肝の蔵血と、肝血による滋養不足に結び付きます。
- 2.心:正答ではない。心は血脈と神明を主り、心血虚では動悸、不眠、健忘などがみられますが、本症例の目・爪の所見を最もよく説明しません。
- 3.脾:正答ではない。脾の病証では食欲不振、腹脹、便溏、倦怠感などが中心ですが、本症例にはこれらが示されていません。
- 4.肺:正答ではない。肺の病証では咳、息切れ、声の弱さ、自汗などが中心で、本症例とは合いません。
覚えるポイント
- 肝は蔵血を主り、目に開竅する。
- 爪は肝の華とされる。
- 月経血量減少・舌質淡・脈細は血虚の手掛かり。
- 本症例は五臓では肝、気血では血虚。