13PM143|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
刺鍼による気胸としてみられないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
胸背部への刺鍼で起こり得る気胸の典型症状を見分ける安全管理の問題です。胸痛、呼吸困難、冷汗などの出現を重大な警告所見として扱います。
解説
刺鍼による気胸は、鍼が胸膜・肺を損傷して胸膜腔に空気が入る偶発症です。突然の胸痛、息苦しさ、呼吸困難、乾性咳嗽、頻呼吸などがみられ、疼痛や不安、循環反応に伴って冷汗が出ることもあります。症状は施術直後だけでなく、数時間後に現れる場合もあります。
血痰は肺実質や気道からの出血を示す症状で、単純な気胸の典型症状ではありません。肺損傷に出血が併発すれば起こり得ますが、本問では「気胸として通常みられない症状」として区別します。
気胸が疑われたら施術を中止し、安静を保ち、速やかに医療機関で評価を受ける必要があります。強い呼吸困難、チアノーゼ、意識障害などがあれば緊急対応が必要です。
選択肢の確認
- 1.胸痛:正答ではない。胸膜刺激や肺虚脱により胸痛が生じる代表的な症状です。
- 2.冷汗:正答ではない。疼痛、不安、循環反応などに伴って冷汗がみられることがあります。
- 3.血痰:正答。血痰は肺・気道の出血を示し、単純な気胸の典型症状ではありません。
- 4.呼吸困難:正答ではない。肺の虚脱により呼吸困難が生じる代表的な症状です。
覚えるポイント
- 刺鍼性気胸の代表は胸痛・呼吸困難・咳。
- 症状が遅れて出ることもある。
- 血痰は単純気胸の典型ではない。
- 胸背部では肺・胸膜の位置を理解し、深刺を避ける。
- 疑った場合は速やかに医学的評価を受ける。