13PM146|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
軸索反射を介してコリン作動性神経末端に作用し、筋血管を拡張させるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
鍼刺激による筋血流増加の局所機序を、軸索反射と神経ペプチドから選ぶ問題です。CGRPの強い血管拡張作用がポイントです。
解説
鍼刺激で感覚神経終末が興奮すると、その興奮が軸索の分枝を逆行性に伝わる軸索反射が起こります。これにより感覚神経末端からCGRPが放出されます。
CGRPは強い血管拡張作用をもち、筋内ではコリン作動性の血管拡張神経末端に作用してアセチルコリン放出を促す経路などを介し、筋血管を拡張させて局所血流を増加させると整理されます。
サブスタンスPも感覚神経ペプチドで血管透過性亢進などに関与しますが、本問の記述に最も対応するのはCGRPです。
選択肢の確認
- 1.CGRP:正答。CGRPは軸索反射で感覚神経末端から放出され、強い血管拡張作用を示します。
- 2.サブスタンスP:正答ではない。サブスタンスPは疼痛伝達、血管拡張、血管透過性亢進などに関与しますが、本問の筋血管拡張機序の中心ではありません。
- 3.βエンドルフィン:正答ではない。βエンドルフィンは内因性オピオイドで、主に鎮痛に関与します。
- 4.アトロピン:正答ではない。アトロピンはムスカリン受容体を遮断する薬物で、コリン作動性作用を促進しません。
覚えるポイント
- 軸索反射では感覚神経終末から神経ペプチドが放出される。
- CGRPは強力な血管拡張物質。
- 局所血流増加は発痛物質の除去にもつながる。
- βエンドルフィンは内因性オピオイド。