13PM147|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
ポリモーダル受容器の特徴として適切でないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ポリモーダル受容器の分布、形態、刺激特性、伝える痛みの性質を問う問題です。局在が明瞭な速い痛みと、局在が不明瞭な遅い痛みを区別します。
解説
ポリモーダル受容器は、機械的刺激、熱刺激、化学的刺激など複数の刺激様式に反応する侵害受容器です。形態は自由神経終末で、皮膚だけでなく筋、関節、内臓などの深部組織にも分布します。主にC線維を介して、鈍く、灼けるような、局在の不明瞭な遅い痛みを伝えます。
また、刺激強度に応じて反応が増し、一部は非侵害的な範囲の刺激にも反応します。炎症物質によって感作されると閾値が低下し、痛覚過敏に関与します。
したがって「局在性の明らかな痛みを生じる」はポリモーダル受容器の特徴ではありません。局在の明瞭な速い痛みは、主にAδ線維を介する高閾値機械受容器などと関連します。
選択肢の確認
- 1.皮膚だけでなく深部組織にも分布する。:正答ではない。ポリモーダル受容器は皮膚、筋、関節、内臓など広く分布します。
- 2.局在性の明らかな痛みを生じる。:正答。主に局在の不明瞭な遅い痛みを生じるため、この記述は適切ではありません。
- 3.受容器の形態は自由神経終末である。:正答ではない。形態は特殊な小体をもたない自由神経終末です。
- 4.非侵害的な刺激強度でも興奮する。:正答ではない。刺激強度の広い範囲に反応し、一部は非侵害的な強度でも興奮します。
覚えるポイント
- ポリモーダル受容器は機械・熱・化学刺激に反応する。
- 自由神経終末として皮膚・深部組織・内臓に分布する。
- 主にC線維で局在の不明瞭な遅い痛みを伝える。
- 炎症で感作されると閾値が低下する。