13PM150|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
胃運動を促進する迷走神経反射に関与するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
体幹から離れた部位への鍼刺激と、自律神経を介する胃運動反応を対応させる問題です。遠隔部刺激では上脊髄性の迷走神経反射が関与します。
解説
四肢など腹部から離れた部位への鍼刺激では、求心性情報が中枢へ伝わり、迷走神経遠心路を介して胃運動が促進される上脊髄性反射が起こります。病所から離れた部位に刺す古代刺法は遠道刺であり、本問の反射に対応します。
腹部への強い刺激では、脊髄分節性の交感神経反射を介して胃運動が抑制される場合があり、刺激部位によって反応が異なる点も重要です。
選択肢の確認
- 1.遠道刺:正答。遠道刺は病所から離れた部位に刺す方法で、四肢刺激による迷走神経性の胃運動促進反射に対応します。
- 2.絡刺:正答ではない。絡刺は皮下の絡脈を浅く刺して少量の出血を促す古代刺法です。
- 3.巨刺:正答ではない。巨刺は病変と反対側の経脈を刺す方法です。
- 4.関刺:正答ではない。関刺は関節周囲の筋・腱付着部を対象とする古代刺法です。
覚えるポイント
- 四肢刺激は迷走神経を介して胃運動を促進し得る。
- 遠道刺は病所から離れた部位への刺法。
- 腹部刺激では交感神経性に胃運動が抑制されることがある。
- 体性刺激の自律神経反応は刺激部位で異なる。