13PM157|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
施灸による紅斑形成に最も関連の強い神経線経はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
施灸後の紅斑を、熱刺激を伝える神経線維と軸索反射から考える問題です。無髄C線維と神経ペプチドによる血管拡張が中心です。
解説
施灸の熱刺激は皮膚の侵害受容器、とくに無髄C線維の自由神経終末を興奮させます。興奮が軸索の側枝へ逆行性に伝わる軸索反射により、CGRPやサブスタンスPなどが末端から放出され、局所血管の拡張と血管透過性亢進が起こります。これが施灸部周囲の紅斑形成に強く関与します。
選択肢2の「A∂」はAδを表す文字の置換と考えられます。Aδ線維も速い痛みや冷温覚に関与しますが、広がりをもつ紅斑反応との関連はC線維がより強いと整理します。
選択肢の確認
- 1.Aβ:正答ではない。Aβ線維は主に触圧覚や振動覚を伝え、紅斑形成の中心ではありません。
- 2.A∂:正答ではない。Aδ線維を示す表記と考えられ、速い痛みや温度刺激に関与しますが、軸索反射性紅斑ではC線維の関与がより強いです。
- 3.B:正答ではない。B線維は主に自律神経節前線維であり、皮膚の侵害受容器からの求心路ではありません。
- 4.C:正答。C線維は無髄の侵害受容線維で、軸索反射と神経ペプチド放出を介して紅斑形成に関与します。
覚えるポイント
- C線維は無髄で遅い痛みを伝える。
- 軸索反射でCGRP・サブスタンスPが放出される。
- 血管拡張により紅斑が形成される。
- Aβは触圧覚、B線維は自律神経節前線維。