13PM158第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)

痛みの悪循環を改善する施灸の目的として適切でないのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

痛みの悪循環を、交感神経興奮、血管収縮、虚血、発痛物質の蓄積という流れで理解する問題です。施灸による循環改善がどこに作用するかを考えます。

解説

痛みが生じると交感神経活動が亢進し、血管収縮や筋緊張が起こります。これにより局所が虚血となり、代謝産物や発痛物質が蓄積してさらに痛みが強くなるという悪循環が形成されます。

施灸の温熱刺激や軸索反射は局所血管を拡張し、組織血流を増加させます。血流が改善すると、発痛物質の除去と酸素・栄養供給が促され、悪循環の改善につながります。

一方、交感神経をさらに興奮させることは血管収縮を強め、悪循環を助長し得るため、目的として適切ではありません。

選択肢の確認

  • 1.組織血流量の増加:正答ではない。血流増加は虚血を改善し、発痛物質の洗い流しを促します。
  • 2.軸索反射の出現:正答ではない。軸索反射はCGRPなどを介して局所血管拡張を起こします。
  • 3.発痛物質の排除:正答ではない。血流改善による発痛物質の排除は痛みの悪循環を断つ方向に働きます。
  • 4.交感神経の興奮:正答。交感神経興奮は血管収縮と筋緊張を強め、痛みの悪循環を助長し得ます。

覚えるポイント

  • 痛みは交感神経興奮と筋緊張を招く。
  • 血管収縮・虚血で発痛物質が蓄積する。
  • 温熱・軸索反射は局所血流を増加させる。
  • 交感神経のさらなる興奮は改善目的にならない。
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