13PM81|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
ネフローゼ症候群の特徴でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ネフローゼ症候群を構成する基本所見と、別の病態でみられる尿所見を区別する問題です。大量の蛋白尿から低蛋白血症、浮腫、高脂血症へ至る流れを一つにつなげて覚えます。
解説
ネフローゼ症候群では、糸球体の透過性が亢進して大量の蛋白が尿中へ失われます。その結果、血清アルブミンが低下して血漿膠質浸透圧が下がり、血管内の水分が間質へ移動するため全身性浮腫が生じます。さらに、肝臓でのリポ蛋白合成亢進などにより高脂血症を伴います。
ミオグロビン尿症は、横紋筋融解症などで筋細胞から放出されたミオグロビンが尿中へ排泄される状態です。ネフローゼ症候群の基本的な特徴ではありません。暗褐色尿をみた場合は、血尿・ヘモグロビン尿・ミオグロビン尿を区別して考える必要があります。
選択肢の確認
- 1.全身浮腫:正答ではない。大量の蛋白尿に続く低アルブミン血症によって血漿膠質浸透圧が低下し、全身性浮腫が生じます。
- 2.ミオグロビン尿症:正答。ミオグロビン尿症は主に横紋筋融解症などの筋障害でみられ、ネフローゼ症候群の基本所見ではありません。
- 3.低蛋白血症:正答ではない。尿中への蛋白喪失によって血清総蛋白やアルブミンが低下します。
- 4.高脂血症:正答ではない。ネフローゼ症候群では脂質代謝異常により高コレステロール血症などを伴います。
覚えるポイント
- ネフローゼ症候群の基本は大量蛋白尿、低蛋白血症、浮腫、高脂血症。
- 浮腫は血漿膠質浸透圧の低下とナトリウム・水貯留で生じる。
- ミオグロビン尿は筋障害を示唆する。