13PM85|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
オリーブ橋小脳萎縮症でみられないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
オリーブ橋小脳萎縮症で障害される系統と、皮質性高次脳機能障害を区別する問題です。小脳失調、パーキンソニズム、自律神経症状はみられ得ますが、失語症は典型的ではありません。
解説
オリーブ橋小脳萎縮症は、かつて用いられた変性疾患の名称で、現在の多系統萎縮症の小脳型に相当する病態を含みます。小脳系の障害による体幹・四肢失調に加え、錐体外路系の障害によるパーキンソニズム、自律神経系の障害による起立性低血圧や排尿障害などを伴うことがあります。
失語症は、優位半球の言語中枢やその連絡路の障害で生じる皮質性の高次脳機能障害です。オリーブ、橋、小脳を中心とする変性では典型的な症候ではありません。
選択肢の確認
- 1.パーキンソニズム:正答ではない。多系統萎縮症では黒質線条体系も障害され、無動や筋強剛などのパーキンソニズムを伴うことがあります。
- 2.体幹失調:正答ではない。小脳障害により歩行時のふらつきや体幹失調がみられます。
- 3.失語症:正答。失語症は優位大脳半球の言語領域の障害で生じるため、この疾患の典型症状ではありません。
- 4.自律神経症状:正答ではない。起立性低血圧、排尿障害、発汗障害などの自律神経症状を伴うことがあります。
覚えるポイント
- 小脳型多系統萎縮症では小脳失調が中心。
- パーキンソニズムと自律神経障害を合併し得る。
- 失語症は大脳皮質の言語障害。