13PM92|第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)
下肢の筋緊張が増強しないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
筋緊張亢進を起こす上位運動ニューロン・錐体外路障害と、神経根障害を区別する問題です。腰椎椎間板ヘルニアは末梢の神経根を障害するため、痙縮や固縮は通常みられません。
解説
頸髄不全麻痺や痙直型脳性麻痺では、錐体路を含む上位運動ニューロン系が障害され、病変より下位に痙縮、腱反射亢進、病的反射などが出現します。パーキンソン病では錐体外路系の障害により、速度依存性ではない固縮がみられます。
腰椎椎間板ヘルニアでは、主に腰仙部神経根が圧迫されます。神経根障害は下位運動ニューロン系の障害なので、該当筋では筋力低下、筋萎縮、腱反射低下が起こり得ますが、下肢全体の筋緊張亢進は典型的ではありません。
選択肢の確認
- 1.頚髄不全麻痺:正答ではない。頸髄の上位運動ニューロン障害により、下肢に痙縮が生じることがあります。
- 2.パーキンソン病:正答ではない。錐体外路障害による固縮が代表的です。
- 3.痙直型脳性麻痺:正答ではない。上位運動ニューロン障害により、速度依存性の筋緊張亢進である痙縮を示します。
- 4.腰椎椎間板ヘルニア:正答。神経根を中心とする下位運動ニューロン障害であり、筋緊張亢進より筋力低下や反射低下が問題になります。
覚えるポイント
- 痙縮は上位運動ニューロン障害。
- 固縮はパーキンソン病などの錐体外路障害。
- 神経根障害では筋力・反射が低下しやすい。