13PM94第13回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第13回午後(科目未分類)

脊髄損傷完全麻痺について正しい組合せはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

完全脊髄損傷の神経学的レベルと、呼吸・移動能力を対応させる問題です。第3頸髄レベルでは横隔膜支配が大きく障害されるため、人工呼吸管理が必要になり得ます。

解説

横隔膜は主に横隔神経を介してC3〜C5髄節に支配されます。C3レベルの完全損傷では自発呼吸を十分に維持できない可能性が高く、人工呼吸器が必要となる組合せが適切です。

損傷レベルが下がるほど上肢・体幹機能は保たれます。C7では上腕三頭筋による肘伸展が利用でき、条件が整えば手動車いす操作や移乗の自立度が高まります。高位胸髄損傷では実用歩行は難しく車いすが中心となり、T12では歩行訓練に長下肢装具などを検討するため、単純に短下肢装具だけとは対応しません。

選択肢の確認

  • 1.第3頚髄レベル  ─── 人工呼吸器:正答。横隔膜の主要支配であるC3〜C5を含む高位頸髄損傷で、自発呼吸維持が困難となり人工呼吸器を要し得ます。
  • 2.第7頚髄レベル  ─── 電動車いす:正答ではない。C7機能が保たれれば手動車いす操作が可能になることが多く、電動車いすに限定されません。
  • 3.第3胸髄レベル  ─── 長下肢装具:正答ではない。T3完全損傷では体幹・下肢麻痺が強く、長下肢装具による実用歩行は一般に困難で車いすが中心です。
  • 4.第12胸髄レベル ─── 短下肢装具:正答ではない。T12完全損傷の歩行訓練では膝も支持する装具が必要になることがあり、短下肢装具との単純な組合せは不適切です。

覚えるポイント

  • 横隔神経はC3〜C5。
  • 高位頸髄損傷では呼吸管理が最優先。
  • 損傷レベルと残存筋から移動手段を考える。
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