14AM40|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午前(科目未分類)
排尿反射について誤っている記述はどれか.
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
蓄尿時と排尿時で、骨盤神経、下腹神経、陰部神経の活動がどう変化するかを問う問題です。蓄尿時は外尿道括約筋を収縮させる陰部神経活動が高まり、低下するわけではありません。
解説
膀胱壁の伸展情報は骨盤神経の求心性線維を通って仙髄へ入り、橋排尿中枢などと連携して排尿反射を調節します。排尿時には副交感性の骨盤神経が膀胱排尿筋を収縮させ、交感性の下腹神経と体性の陰部神経の活動が低下して尿道を開きます。
蓄尿時には下腹神経が排尿筋を弛緩させ、内尿道括約部の閉鎖に働きます。同時に陰部神経が外尿道括約筋を収縮させるため、その活動は維持・増加します。
選択肢の確認
- 1.中枢は脳管にある。:正しいものとして扱います。文中の「脳管」は文脈上「脳幹」を指し、橋に排尿調節中枢があります。仙髄にも排尿反射中枢があります。
- 2.求心路は骨盤神経である。:正しい。膀胱伸展の求心性情報は主に骨盤神経を通って仙髄へ伝わります。
- 3.蓄尿時に陰部神経の活動は低下する。:誤りであり正答です。蓄尿時には外尿道括約筋を収縮させる陰部神経活動が高まり、尿禁制を保ちます。
- 4.排尿時に下腹神経の活動は低下する。:正しい。排尿時には交感性の下腹神経活動が低下し、排尿筋収縮と尿道開放が進みます。
覚えるポイント
- 骨盤神経は排尿筋収縮と膀胱感覚に関与。
- 下腹神経は蓄尿を促す交感神経。
- 陰部神経は外尿道括約筋を支配。
- 蓄尿時は陰部神経活動が高く、排尿時に低下する。