14AM45|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午前(科目未分類)
死後硬直の原因はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
筋収縮と弛緩にATPが必要であることを、死後硬直の機序に結び付ける問題です。ATPが枯渇するとアクチンとミオシンの結合を解除できず、筋が硬直します。
解説
死後は酸素供給とATP産生が停止し、筋小胞体から漏れたカルシウムを汲み戻せなくなります。カルシウムによってアクチンとミオシンが結合しますが、ATPがないためミオシン頭部がアクチンから離れられず、架橋が固定されます。
その結果、死後数時間で筋の硬直が進みます。その後、筋蛋白が自己融解・腐敗により分解されると硬直は解けます。
選択肢の確認
- 1.ATP減少:正答。ATP低下によりアクチンとミオシンの架橋が解離できなくなり、死後硬直が生じます。
- 2.乳酸減少:誤り。死後は嫌気性解糖により乳酸が蓄積しやすく、減少が原因ではありません。
- 3.ピルビン酸増加:誤り。ピルビン酸増加は死後硬直の直接の原因ではありません。
- 4.クレアチンリン酸増加:誤り。クレアチンリン酸はATP再合成に使われて減少し、増加しません。
覚えるポイント
- 筋弛緩にもATPが必要。
- ATP枯渇でアクチン・ミオシン架橋が固定される。
- 蛋白分解が進むと死後硬直は解除される。