14AM54|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午前(科目未分類)
樽状胸をきたすのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
胸郭の前後径が増大する樽状胸と、肺の過膨張を起こす疾患を結び付ける問題です。肺気腫では呼気時にも空気が残り、胸郭が吸気位に近い形になります。
解説
肺気腫では肺胞壁の破壊と弾性収縮力低下により、呼気時の気道虚脱とエアトラッピングが起こります。残気量が増え、肺が過膨張して胸郭前後径が増大し、樽状胸を呈します。
肺線維症は肺が硬く縮む拘束性障害で、肺炎や肺結核も樽状胸の典型ではありません。身体所見だけでなく、呼吸機能検査や画像所見を合わせて評価します。
選択肢の確認
- 1.肺炎:誤り。肺炎は急性炎症による発熱、咳、浸潤影などを示しますが、樽状胸の典型ではありません。
- 2.肺気腫:正答。肺気腫では肺過膨張により胸郭前後径が増大し、樽状胸となります。
- 3.肺結核:誤り。肺結核では線維化や空洞形成などがみられますが、樽状胸の代表ではありません。
- 4.肺線維症:誤り。肺線維症は拘束性障害で肺容量が減少するため、樽状胸とは反対の病態です。
覚えるポイント
- 樽状胸は肺気腫の代表的身体所見。
- 肺気腫ではエアトラッピングと残気量増加。
- 肺線維症は拘束性で肺容量が減少。