14AM61第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第14回午前(科目未分類)

嗄声をきたす脳神経障害はどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正答

2

この問題のポイント

嗄声を生じる喉頭筋麻痺と、その支配脳神経を結び付ける問題です。声帯運動に関わる反回神経と上喉頭神経はいずれも迷走神経の枝です。

解説

迷走神経の枝である反回神経は、輪状甲状筋を除く喉頭内筋の大部分を支配します。反回神経が障害されると声帯運動が低下し、嗄声、誤嚥、咳嗽力低下などを生じます。輪状甲状筋は上喉頭神経外枝の支配ですが、これも迷走神経由来です。

甲状腺・頸部手術、縦隔病変、大動脈弓周囲の病変などでは反回神経障害に注意します。急に出現した嗄声、呼吸困難、嚥下障害は医療評価が必要です。

選択肢の確認

  • 1.顔面神経:誤り。顔面神経は表情筋、味覚の一部、涙腺・唾液腺分泌などに関与し、声帯運動の主支配ではありません。
  • 2.迷走神経:正答。迷走神経の反回神経や上喉頭神経が喉頭筋を支配し、障害で嗄声をきたします。
  • 3.副神経:誤り。副神経は主に胸鎖乳突筋と僧帽筋を支配します。
  • 4.舌下神経:誤り。舌下神経は舌筋を支配し、障害では舌偏位や構音障害が中心です。

覚えるポイント

  • 嗄声は迷走神経、とくに反回神経障害を疑う。
  • 反回神経は輪状甲状筋以外の喉頭内筋を支配。
  • 輪状甲状筋は上喉頭神経外枝支配。
14AM6014AM62
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)