14AM68|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午前(科目未分類)
40歳の肥満女性。右季肋部の疝痛と発熱、黄疸が認められた。最も考えられるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
右季肋部疝痛、発熱、黄疸という三つの所見から胆道閉塞と感染を考える症例問題です。総胆管結石による急性胆管炎を強く示唆する組合せです。
解説
症例は40歳の肥満女性で、右季肋部疝痛、発熱、黄疸があります。この三徴はシャルコー三徴と呼ばれ、総胆管結石などによる胆道閉塞に細菌感染が加わった急性胆管炎を示唆します。
胆石の危険因子として女性、肥満、中年などが知られます。胆管炎は敗血症へ進行することがあるため、施術対象として経過を見るのではなく、速やかな医療機関での血液検査・画像検査、抗菌薬投与、胆道ドレナージなどの評価が必要です。
選択肢の確認
- 1.膵尾部癌:誤り。膵尾部癌は総胆管から離れており、閉塞性黄疸を起こしにくい部位です。
- 2.総胆管結石:正答。総胆管結石による閉塞と胆管感染で、右季肋部痛・発熱・黄疸を説明できます。
- 3.腎結石:誤り。腎結石では側腹部から鼠径部への疝痛や血尿が典型で、黄疸を説明できません。
- 4.肝硬変:誤り。肝硬変で黄疸は起こり得ますが、急な右季肋部疝痛と発熱の組合せは総胆管結石をより強く示します。
覚えるポイント
- 右季肋部痛+発熱+黄疸はシャルコー三徴。
- 総胆管結石による急性胆管炎を疑う。
- 胆管炎は敗血症へ進むため緊急性がある。
- 膵頭部癌は黄疸、膵尾部癌は黄疸を起こしにくい。