14AM77|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午前(科目未分類)
聴神経鞘腫でみられにくいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
聴神経鞘腫が発生する脳神経と、小脳橋角部で周囲に及ぼす影響を理解する問題です。嗅覚は第1脳神経の機能であり、聴神経鞘腫では障害されにくいです。
解説
聴神経鞘腫は多くが前庭神経のシュワン細胞から発生し、内耳道から小脳橋角部へ増大します。片側性感音難聴、耳鳴り、平衡障害が初発症状となりやすく、大きくなると小脳圧迫による失調性歩行や、顔面神経圧迫による顔面神経麻痺を生じ得ます。
嗅覚は嗅神経と前頭蓋窩・側頭葉内側部などに関係し、小脳橋角部の病変である聴神経鞘腫とは解剖学的に離れています。
選択肢の確認
- 1.顔面神経麻痺:みられ得ます。腫瘍が大きくなると隣接する顔面神経を圧迫し、顔面麻痺を起こすことがあります。
- 2.嗅覚異常:みられにくいため正答です。嗅覚は嗅神経の機能で、小脳橋角部の聴神経鞘腫とは離れています。
- 3.耳鳴り:みられます。片側性耳鳴りや感音難聴は代表的症状です。
- 4.失調性歩行:みられ得ます。小脳・前庭系への影響で失調性歩行を生じることがあります。
覚えるポイント
- 聴神経鞘腫は多くが前庭神経由来。
- 片側性感音難聴・耳鳴り・平衡障害が重要。
- 大きい腫瘍では顔面神経麻痺・小脳失調。
- 嗅覚異常は典型でない。